新日曜美術館「都市を変えるポップカルチャーOTAKU・おたく」

会社のN氏が「是非とも見るべきだ!」とCD-RWに焼いたものを貸してくれたので、早速見てみました。
確かにヴェネチアでおたくに関しての何らかの展示をする、という話は聞きましたが、ここまで凄いものだとは知りませんでした。天井から吊された、私立アキハバラ学園とONE2のポスターに頭を抱えてみたり。
まぁ番組自体はこの展示の内容をベースに、おたくというものに関して実に真面目にNHKらしく堅く説明されていましたが……だからこそ、映し出されて、説明される事柄に身悶えしてみたり。なんか自分自身のどこかを漁られているような感じで。
とりあえず、コミックマーケットやおいに関する説明がちょっと間違ってるような気もしましたが、しかたがないところですかねぇ。全体的に見れば、確かに秋葉原という街の変化に関しての説明は納得のいくところであるし、自分の思ってもいない視点からのアプローチで面白かったです。
あと最後の責任者の人の台詞、「展示を見て、そこで理解した気になって帰るのではなく、展示場から出た後、『あの展示はなんだったんだろう』と考えて欲しかった」。これって、最近のアニメやゲームに見える方向性と一緒だなぁ、なるほど、この人も生粋のおたくなんだなぁ、とか思ってしまいました(エヴァとかAIRとかそんな感じだし)