うたわれるもの 第14話

ニウェ対ハクオロ、というより、シケリペチム対トゥスクル。ほぼ全編がアニメオリジナルですな。でも、まったく違和感のないシナリオでした。
そもそもゲームの方は、クッチャケッチャ戦の後に別のイベントが一つ入り、その後シケリペチムが攻め込んでくる機先を制して逆に攻め込んでいく形でした。シケリペチムが先に攻め込んできたら、実際にこのようないくさになったのだろうなぁ、と言う点で、違和感がなかったのでした。ハクオロの采配と一騎当千な部下の働き、しかしそれすら押しつぶす大軍、という図がよく出ていたと思います。
そしてトウカが格好よすぎです。仲間になるタイミングとか。その後の殺陣とか。他のキャラも、かなりよい動きでしたね。各々の持ち味が存分に出た絵だったと思います。
キャラの持ち味と言えば、ニウェの描写もよかったですね。戦闘狂というか、ハクオロの固執するところとか。そういえば、ディー、一言も発してませんでしたね。狙ってなのかどうなのか。
残念なのは、アバンタイトルとAパートの作画が、あまりにも違和感があったこと。今までの作画と違いすぎです。キャラクタの動きが大仰だとでもいうんですかね。カルラが斬りかかるところか、特に。それから、ずいぶんと陰影がつきすぎていたようにも思えます。やり過ぎは逆効果、という感じでしょうか。