カレー革命再び

結構前に食べに行ったカレー屋に、再び行ってきました。
同行者はいつものN氏。彼がここの30倍カレーに挑戦するというので、便乗してみました。
30倍カレーというのは辛さが30倍、ということだそうで、とにかく辛い、と。こちらでは大沢食堂の極辛に匹敵するなどともいわれています。
僕はもう最初からこんな辛いのに挑戦つもりもなく、普通にカレーチャーハンとか頼んでみました。カレーチャーハンは、カレー味のチャーハンに、さらさらしたカレールーがかけられている、というもの。普通の辛さで注文したせいか全然辛さを感じず、ごく普通に美味しくいただきました。
そしてN氏が頼んだ30倍のカレー。大沢食堂の時と同様に、色からして違います。赤い。唐辛子系なんでしょうか。ちょっと興味はありますが、手を出すのは控えます。前回酷い目にあって懲りている、というのもありますし、手助けしていることになっちゃいますから。この店30倍カレーを完食すると、半額チケットってのがもらえるのです。
さて、このカレー、果たしてどれくらい辛いのか? と興味津々だったわけです。
ところが。ところがですね。
N氏はこれを、ごく普通にたべてしまいました。
最初こそ「うわっ、辛っ」などと言ってましたが、途中からは余裕綽々という感じで、顔色一つ買えずに、ぱくぱくと。
大体食べる速度、僕がカレーチャーハンを食べるの同じかそれ以上だ、という時点で、もう何か間違っているような。
彼曰く、
「大沢食堂の極辛よりは全然辛くない。だってあっちはのどが痛くなったけど、こっちはそれがないし」
だそうです。
じゃあ、見た目だけで実は全然辛くないのか? と思ったのですが、
「でもこれ、ココイチの十辛よりは辛いと思うよ」
という解説もいただけました。実際、店員さんも目を丸くして驚いていたし。もう食べたの? みたいに厨房からこちらの席をのぞき込んでいたし。そりゃあ完食する人は他にもたくさんいるでしょうけど、本当に何事もないように普通に顔色も変えずに食べてましたからねぇ。
いやいや、よいものを見せて頂きました。