アニメ版AIR

かなり前の事になりますが、BS-iの番組で、アニメ版AIRのキャラクタデザイン/作画監督の人が出ていました。何かアニメ関係の人を呼んで話を聞く、って趣旨だったと思います。で、「観鈴ちんが動いてる、って思えるような作画にしたいです」みたいなことを話していて、色々驚いたのを覚えています。
それから数ヶ月。先日録画だけしておいたのを見ました。2000年の夏にプレイして以来なので、どんな風に声が入っているのかも知らず、先の話もあって、興味半分、不安半分、って感じでした。
で、見た第1印象。
AIRだ」
いやー、もうそれしかないでしょう。というか、一番最初の語りの部分からもう感動している自分が居るわけですよ(早っ
オープニングが鳥の詩だ、っていうのもよかったです。編集されまくって、歌詞の意味が通らなくなってましたけど。だから歌に合わせて口ずさんでいると、別の歌詞を歌ってること、多々。もちろん、そんなことをしながらも使用されたカットは目を通し……わー、ショートカットの観鈴がいる。ということは……(以下ネタバレなので検閲削除(……というか、OHPのキャストに神奈様とかいるし。全部やるのかな、そうすると)
BGMも聞いた限りでは全部ゲーム内で使われていたヤツかな? キャラクタ初登場のシーンで、そのキャラのテーマソングがかかる細かい心配りも堪りません。やっぱり夏影(観鈴のテーマ曲)はよいねぇ……。
どこかの感想で、ギャグや普通のシーンの間の取り方が絶妙、と書かれていましたが、全面的に賛成です。本当に木の葉のように舞いながら倒れる往人に爆笑してしまいました。晴子も絶好調だし。
しかしこうしてみると、観鈴は電波少女紙一重だなぁ、と改めて思いました(他のヒロイン達も結構アレだけど)。いや、むろんその行動の意味も、ゲーム自体を最後までやってるからわかります。でも、初見の人にどこまでついてこれるのか、というと微妙な感じがします。ゲームの時も、これが原因で途中で止めた人、多かったからねぇ。
さらにどこかの感想で展開が速い、と書かれていましたが、本当に速いな〜。まぁ細かいどうでもいいイベントを削って、一応全キャラを見せて……だとこんな感じになるのかねぇ。ただ、AIRの本筋は一つも外れていないのが素晴らしいです。(まぁ蝉っぽい朝ご飯は見たかったけど(ぇ)
というわけで、これ以降も見続けていこうと思いました。録画、忘れないようにしないとなぁ……。