TVアニメ版AIR

4話目でした。
今回も展開速かったですなぁ。前半で家出まで行って、後半で白穂の話(はねに残されていた古の記憶)にあそこまで時間を割くとは。まぁタイトル通り、「はね」に関する話だったし、よかったのではないでしょうか。まぁ謎が深まっただけ、という気もしますが。
そして佳乃と母親のシーン。BGM「銀色」は反則だぁ。この旋律だけで涙腺が緩むじゃないですか。そして「生んでくれて、ありがとう」の台詞。この台詞が往人からのものだ、ってのはアニメオリジナルの設定かな? でも3話目のやりとりが伏線となり、よい展開になっていたと思います。
最後に飛んでいくのが原作では風船なのですが、かわりにバンダナを持ってきたのもよかったですね。そして一番最後の絵、原作の佳乃エンドの最後の絵と構図が似ていたのも凝っているな〜、と思いました。
まぁ、佳乃についてはこれで決着がついた、ということですかね。正直、佳乃の話はほとんど忘れていて、半分新鮮な気持ちで見れたのでよかったです。(というか白穂の話は原作ではほとんどテキストだけだったような……? ここまでちゃんと映像化してくれるってのは嬉しいものですねぇ)
……ところで来週以降、佳乃の出番はあるんでしょうか? ちょっと気がかりです。
で、佳乃の話なのに、ちゃんと美凪観鈴の話も進めているのは大したものだと思いました。観鈴の夢の話はもちろん重要だし、美凪との会話も伏線張りまくり。みちるの小瓶までちゃんと持ってきているのはさすがです。
その分、ギャグっぽいシーンが減っていたのが残念です。みちるのところ……くらい? 原作の佳乃エピローグでは聖に大遠投されるポテト(そして10秒で復帰)とかあったけど、あれは出番なしかな? 残念。(ギャグじゃないけど、聖にもの凄い勢いで破壊される神社の鎧戸もなくなってたのも残念)
さて、作画等ですが、どうも前回までに比べるといささか質が落ちたような気がします。特に背景とか。終盤、神社にいる時の木々とか、かなりおざなりだったように思えます。まぁ、重要じゃない部分は多少力が抜けるのもしょうがないと思いますが。今までが手抜き一切無し、って感じだったし。
……そうか、他のシーンの背景が凄すぎるから、逆に目立ってしまうのかもしれません。今回もよいシーンは相変わらずもの凄い描き込まれた背景でしたし。


ところで来週の予告なのですが。
本編より背筋がゾクゾクしてしまいました(ぉぃ
だってねぇ。

  • 日記
  • おそらく癇癪
  • シャボン玉
  • 星の砂
  • 「飛べない翼に、意味はあるのでしょうか?」

いやもう、これで期待するな、ってのが無理でしょう。
あぁもう、1週間が長いなぁ……。