Dance Dance Revolution with MARIO

DDRもExtream以降バージョンアップもなく、もはや完全に終わったものかと思っていました。ところが、全く別の方向から、新製品が発売されたのです。
なんと、DDR+MARIO。
まさかコナミ任天堂と手を組んでこういうものを作るとは思ってもいませんでした。
ただ、任天堂なのでプラットフォームはゲームキューブ。今更GCのソフトを買うのもなぁ、と一週間ほど躊躇してましたが、やっぱり欲しいものは欲しい、と買ってみました。
で、感想。結構楽しめています。
今まで、DDRと他の何かのコラボレーション、というのはいくつかありましたが、大半は楽曲の使用ぐらいで大して面白いものではありませんでした。しかし今回は、随所にマリオらしさを見られます。
ストーリーモードというのがあって、ストーリーを追って進んでいく面を、踊ってクリアしていく、というモードです。このメインの部分はまあ矢印を踏んでいくわけですが、このDDR部分以外にマリオらしいミニゲームが入っていたり、DDR部分にも「ギミック」という特殊な効果が発生したりで、ただ矢印を踏んでいればいいというわけではありません。まぁ、その分、脚に余分な負荷がかかって、筋肉痛になったりはしましたが。
曲はタイトル通りマリオ関係と、一般的な曲……J-POPとかではなく、童謡とかその類のアレンジになってます。大半の曲はBPMもそれほど速くなく、速度的に難しい、というものはありません。さすがにストーリーモードの最後に出てくるラスボス用の曲は、PARANOiAを彷彿とさせる雰囲気のものでしたが。(譜面もそんな感じだったし)
各曲毎に、イージー、ノーマル、ハード、ベリーハード、スーパーハード、と5段階の足譜が存在します。とは言っても、ハードでBASICとANOTHERの中間ぐらいでしょうか。ストーリーモードではハードの足譜が最高なので、そんなに難しいものではないです。その分、スーパーハードはベリーハードをクリアしないと遊べないだけあって、結構歯ごたえがあります。というか、ラスボスの曲のスーパーハード、クリアできませんでした。まぁ久しぶりだったんで体力がかなり衰えていた、というのもありますが……。
という具合に、初心者から経験者まで一応幅広くサポートした、パーティーゲームとしても使えそうなよいものに仕上がってるかと思いました。何より、マリオだし。
やっぱり、あのファミコンサウンドに乗って踊れる、ってのは楽しいですよ、ええ。
ただなぁ……この季節、踊るととても熱くて熱くて……