伊豆高原温泉旅行1/3

(この日記は2/9にまとめてアップされています)


予定通り、伊豆高原に出発。
新百合ヶ丘10時頃発のロマンスカーで小田原へ。踊り子号が11時頃出るのでそれに乗れば12時10分頃には伊豆高原に着くことが出来るわけです。
荷物は着替えの他はひげ剃りにタオルにノートパソコン、あと買ったり、人から借りたまま積んでいるDVDを3本ほど。携帯ゲーム機を持ってきていないだけ、進歩したといえるでしょう*1。まぁ、ノートパソコンにはToHeart2XRATEDが入ってるんですが。
ロマンスカーははよかったけれど、踊り子号はちょっとケチって自由席にしたら良くなかった。喫煙車が近くてどうもタバコの臭いが気になるし、後ろの席のご婦人二人組が、こんなところに来てまで人の噂話と自分の交友自慢に花を咲かせて、うるさいことこの上ない。……ってこれは別に指定席でも変わらなかったかも。
電車の混み具合はかなりの感じ。小田原で100%くらい。それが、湯河原やら熱海やら伊東といった有名な温泉地に着く度に減っていく。おおくは家族連れや、お喋りなご婦人のグループ、といった感じ。そしてカップル。とはいっても、若いカップルより、少しお年を召した二人組の方が目立つ感じ。伊豆高原に着く頃には、かなり人が減っていた。でも、駅自体は平日とは比べものにならないくらい混雑している。これから帰ろうとする人たちと重なる時間帯だからのようだ。
伊豆高原に着き、ちょうど昼時なのでお昼ご飯を食べる。店は、以前から目星をつけていた「かね光水産」。ネット上の情報はあまり多くないが、感想自体はどれも好意的。
店について情報がネットに少ない理由が何となく分かった。「かねみつ」の正式な漢字は、「光」一文字の上辺と右辺に線が引かれているもの。これは通常のテキストでは表現できないからなぁ。さらに、店の前にサンプル等は置かれていない。値段も、電光掲示板に1600円〜3150円と流れているだけ。前情報がなければ入ろうとは思わないですな。
中は純和風。すべて座敷。4人座れるテーブルが8つ程置かれている。営業時間は12時から20時。定休日は水曜日、と紙に書かれてコルクボードに貼ってある。数少ないネットの情報通り、有名人の色紙が飾ってある。
先客は10人ほどのグループ。そのためか、料理が出てくるのは遅い。(この待ち時間を使って、この文章を打っているわけですが)
先客のグループに料理が出てくる度に、歓声ともどよめきともとれる声があがっている。ちらりと覗くと刺身定食1890円のようなのにすごいボリュームである。
そしてようやく、僕が頼んだジャンボエビフライ定食2940円が運ばれてきた。
……言葉を失うくらいの大きさである。どうやって食べたらいいのか困っていると、さらに刺身が運ばれてきた。ここまでが含まれた定食である。
正直、最初は食べきれるかどうか不安だったが、完食。味もかなりおいしかった。特に、エビの頭をつけたまま揚げているので、エビの味噌の部分が甘くホックリとした感じになっていて、旨かった。また、日替わりの一品であるブリ大根も、骨まで食べられるほど柔らかく煮込まれており、ついつい目玉を除いて全て食べてしまった。
食事の後は宿に向かう。いつもの宿、つまりアンダティバリゾートである。これで4回目くらいだろうか。
宿には2時ごろに着く。さすがにまだ準備はできていない、というので、1時間ほど時間を潰すことになった。腹ごなしもかねて歩き回ることにする。
一応目的地として、ガラムマサラというカレー屋を設定する。見つかるか、30分たったら戻る予定で移動開始。結局、ちょうど30分ほど歩いた坂の一番上で店を発見。距離にしておおよそ2キロほど。分かったことは、火曜日と第一、第二月曜日は休みだということ。どうやら今回もこの店に来ることは出来ないらしい。まぁもっとも、店の至近まで来ても全くスパイスな香りがしなかったので、まぁいいか、という感じでもある。
宿に戻るとちょうど三時。チェックインを済ませると早速風呂。少々塩素の臭いが気になるが、ここの温泉は実によく暖まるのでとても気に入っている。
温泉の後は力つきて少々まどろむ。やはり、適度な運動の後の温泉は最高なのである。
十八時からカラオケ。サイバーダムではあるが、最近はアニソン系への注力が並々ならぬ機種である。結局、アニソンばかり歌ってしまう。まぁ、普通の人にはそれがアニソンと気づかせないようなラインナップなのだが。もちろん、ETERNAL BLAZEもきっちり歌いましたよ。
四十五分歌い、四十五分をライブラリで過ごした後は夕食。毎回、ここの夕食は期待させられる。が、今回ばかりは少々期待が大きすぎたようだ。もちろん、普通などという言葉からは大きく離れたところではあるのだが、今までの大きく見た目に凝った料理に比べるといささかインパクトに欠けたのは事実である。とはいえ……うーん、やっぱり僕の期待が大きすぎたんだろう。もしくは、昼のインパクトが大きすぎたか。
夕飯の後、ライブラリに入り浸る。テニスの王子様などを延々と二十数巻読み進める。主人公が妙なオーラをまとって覚醒したところで巻が尽きる。とりあえず感想は、「うむ、どうみてもジャンプ漫画だ」といったところである。
二十三時から、ぐり茶風呂というのに入る。更衣室に立ちこめたる強烈なお茶の匂いに比べ、湯船はごく普通な感じで今一つインパクトに欠ける感じである。時間が遅かったせいか、お湯がずいぶんと温くなっていたのも残念である。
そのあと、持ってきたDVDに手をつける。AIR IN SUMMERを半分ほど見たところで眠くなり、就寝。おやすみなさい。

*1:前回は持ってきた上に使わなかった